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歌声は息から!もうカラオケで喉を痛めない『発声の基本』

もう喉を痛めない!練習不要!発声の基本のき!

「カラオケ好きなんだけど毎回喉を痛めてしまう…」発声の勉強をしてみても「いつまで経っても喉を痛めずには歌えない…」そんな悩みをお持ちではないでしょうか。

ボイトレとはややこしく、考えることが多すぎです。

  • 腹式呼吸
  • 喉の開き
  • 鼻腔共鳴
  • 声のキレ
  • 腹圧
  • 丹田

「もっとこう…ひとつに まとめられないのだろうか?」そう思って、自分の体で試し、実験の末 本当にまとめたのが今回の記事!

「共鳴の仕方ってコレであってるの?」「腹式って苦しくない?」「喉を開くなんてどうするの?」等々…個人差はあるでしょうが それらの疑問が この記事で晴れますように。

発声についての勘違い。

歌い方等発声についての情報は 記事なり動画なり専門の教室なりで得られるところですが

  • 「それでも全く改善されない…」
  • 「理屈は分かるし発声だけなら出来る?けど、カラオケだとダメになる…」

などなど あると思います。

たとえば今こんな感じだったりしませんか?

  • 腹式呼吸の動きを意識し、使える息量(肺活量)を上げようとしてる
  • 口腔、鼻腔、頭など、音域ごとに共鳴域を意識して発声しようとしてる
  • 喉を開こうと意識してる。
詩堂アタル

詩堂アタル

一見すると一般的なボイトレのお話って感じで、特に問題はなさそうです。

 

しかし、実際に歌うと「全く逆の効果になっている」と…。それは果たして何故なのか。訓練量と年数が足りないから?

もしかすると その原因、「意識しすぎ」にあるのかもしれません。

世のボイストレーニング論については正しいとしておきつつ「何故そんな情報を得ながら発声が身に付かないのか」という視点で書き進めていきます。

イメージのズレによって起きる勘違いとボイトレに関する知識と意味が繋がるきっかけになれましたら幸いです。

0.ダメな発声の状態。

歌っていると だいたい こんな感じがするはず。

  • a.喉の中で蓋がしまってく(舌の付け根辺りの喉が上がってくる)ような
  • b.歌ってると喉に引っかかりを感じる(咳のようにだんだん痛くなる)
  • c.長いフレーズを歌い切れない(息が続かない)
  • d.声の響きが口先に偏って集まってる(鼻に偏ると鼻声に)
詩堂アタル

詩堂アタル

a、bについては音程が上がっていくときに起きやすいかと。

 

1.腹式呼吸は何のために?

発声に腹式呼吸は不要だの必要だのと、なんだか界隈で ややこしく騒がれることもありますが、そもそも腹式呼吸とは何のためにするのでしょう?

多くのボイトレや その類の情報ではこんなふうに言われてるかと。

  • 肺に入れる空気量を増やし長いフレーズを歌い切れるようにする
  • 同じく量を増やし、共鳴腔(鼻腔とか)を鳴らすために利用

つまり「発声のために利用する吐く息の量を増やすため」って感じですね。

詩堂アタル

詩堂アタル

スーハ―スーハ―と腹部を動かして訓練したりしますね。

 

しかし これ、苦しくないですか?”慣れてないから”では誤魔化せないくらい。

アクションが大きすぎる問題。

たとえば、

  • フレーズごとに吐ききれ
  • 絞った腹を緩めて一気に吸え

とかありますけど、実際に習う通りにしてみると、どうしたってアクションが大きすぎて無駄があり、不要な体力を使ってる感じがあります。

詩堂アタル

詩堂アタル

むしろ変なクセが付きそうで、ホントにそんなスーハ―するの?ってなった思い出…。

 

「プロの歌手の腹ってそんな動いてるかなぁ」と考えてみると、少なくとも表からは分からないので尚更 思います。

「ボイトレで見るスーハ―は表面の筋肉だけ動かしてて、呼吸とはなんら関係のない動きを付け足してしまってるのではないか」と。

腹式呼吸?の問題。ざっくりと。
  • 不要な動きを足されてる感じ(腹の「膨らませ~凹ませ」の大小に関わらず)
  • 無駄な体力の消耗
  • 呼吸と発声が追いつかなくなる
  • 正直 息がしづらくなって苦しい
  • 喉がしまる
詩堂アタル

詩堂アタル

慣れの問題というには怪しいレベル…。

 

2.鼻腔共鳴は “しよう”として行うものか。

鼻腔共鳴というのは、音程を(喉上げさせずに)コントロールするための発声法の内、ミドル音域で使われるものとして語られてるやつですね。

この他には頭腔を鳴らすヘッドボイスなどがありますが、そもそも音程によって共鳴箇所が変わるということは つまり「共鳴は切り替えるもの」ということ。

どうでしょう?歌ってるとき。切り替えられてます?

詩堂アタル

詩堂アタル

歌詞もメロディもリズムもある歌の最中にそんなこと気にして歌えません。

 

先に答えに触れますと、この出し方は “部分的に” 間違い。切り替えようとか、そもそも鳴らそうとして鳴らすのが不自然を呼ぶ。

3.喉を開こうと考える必要はない。

経験あるかと思いますが、閉まりそうだからといって喉を開こうとしても、それが力みになり かえって閉まっていってしまうもの。

「力んで固まってる」ってとこですね。つまり自分で閉めてるようなもの。

「喉がそもそも緊張しない形で、開こうとも考えない」というやり方が必要…。

「ホントの発声」について。

ダメな発声の状態というのをあらってみると「“意識”していったらダメになっていく」ということが分かってきました。

意識による偏りが他をおろそかにするどころか、必要のない力加減を呼んでしまう感じ。

詩堂アタル

詩堂アタル

自らマイナスに走ってた的な。

 

となると「ひとつのことを意識してるだけで他が勝手にそう機能する」ということが出来れば、全部 解決するわけですね。

意識すべきは「息量」

実感として、これが全ての答えと捉えています。共鳴に喉の開き、リラックス、全てを同時に実現するには この息量が重要。(※)

たとえばカラオケで何か歌ってみたとき、口先に声の響きが集まってる感じがしませんか?声が“出てる”という感覚、ありませんか?

その場合は息量が過剰と言えるでしょう。声にするにはオーバーな息量を扱っていたせいで、喉やアゴや胸などが力み、発声がダメになってたわけです。

詩堂アタル

詩堂アタル

ようは「息量が多すぎる」ただそれだけの話。

 

実験.「高い裏声を息量多く出そうとしてみる」

裏声は楽に出せますか?ネズミの国の某キャラみたいな声。

出せるものとして進めますと、この裏声に息量を強くして高い裏声を出そうとしてみてください。恐らく苦しいはずです。出せないはず。

逆に息量を少なくしていってみてください。なれない動きの場合、ぎこちないかもしれませんが、キチンと出せるようになってくるかと。

息量加減の目安。

適量の目安としては「口から”出てる”という感覚が無くなるくらい」。声にする息が余らないよう最小限の息量で声帯から声にしきる感じ。

口から”出てる”ときはオーバーで、声帯から遠い口先まで無駄に力押しならぬ息押し上げしてて かなり力使ってる状態。適量と思われるのはそこから下がって喉の奥くらい。

だいたい共鳴腔のひとつの「咽頭腔」あたり。口の奥の喉の空間ですね。(もっと下でも良いかも?)そこを鳴らして反響で声帯より上の各腔を鳴らす感じ。

詩堂アタル

詩堂アタル

かなり息量が少なくなって、まさに「口から声が出てる感覚が消える」かと。

声は「出る」から『鳴る』へ!

 

簡単に息量を整える方法!

アゴの力が鍵です。ギ―ッと意識的には誰も力んでないものでしょうが、意外に普段の状態でさえ わりと力が入ってる状態。

これが力押しならぬ「息押し」や、舌の力み、アゴや喉の強張り、時には呼吸のための胸の緊張等々、全ての原因になってたわけですね。

解決法としては「アゴを開くと考えないで、力を抜いて落とすと考える」で改善されるかと。開くことの力を捨てて眠るように脱力でアゴを落とします

詩堂アタル

詩堂アタル

力を使わないで開くことで乱暴な息量も最小限の量に “勝手にセットされる” かと。

アゴの脱力ひとつで全てが落ち着いてくれる感じ。

 

アゴの力が抜けると声はどうなるか。

  • 呼吸が落ち着く
  • 息量が最小限に
  • 喉にも舌にもどこにも無駄な力が入らない
  • 声がいつもより かなり楽に出るように
  • 共鳴を意識せずに出来る
  • 発声の感覚は出るというよりはむしろ「鳴る」
  • ようは『アゴだけ脱力してたら歌いやすくなる』
詩堂アタル

詩堂アタル

まずはバラードあたりで、眠るように とろけるようにアゴの力を抜いて歌う練習をしていくと良いかと。

 

改めて確認する腹式呼吸。

息が最小限で構わないということになると、「あれ?じゃあ腹式呼吸って必要なかったんじゃない?」って思うかもしれません。

部分的には「その通り」だと自分も思います。

歌に必要な条件が適切な息量にあり、共鳴は咽頭腔からの反響でクリアされるのなら、大きな呼吸は無駄で邪魔。

しかしそれでも必要なのだとすると、おそらくその役目は「深く大きく呼吸するため」ではなく、”もうひとつの一面”にあるのかもしれません。

静かな呼吸

腹式の、腹部を膨らませては へこませる動きが無駄なら、省いてしまいましょう。絞る必要も膨らませる必要もありません。

不要な意識、動きの一切を、波が徐々に落ち着いていくように ゆっくり、止んでいくまで待ち、一番呼吸が静かになったときが もっともリラックスしたとき。

詩堂アタル

詩堂アタル

そっと出ていった空気がそっと帰ってくる、そんな静かな呼吸が理想的。

 

気が満ち、余裕も感じられる備え。おそらくこれが、腹式とか胸式とかはともかく、ホントの呼吸というものなのでしょう。

コツとして

  • 無理に息を止めるように抑えてはならない(かえってそれが力みになる)
  • 慣れない内の練習としては「動かない」がベスト
  • ボーとするくらいの、顔の力すら全部抜くようなイメージ

口腔も鼻腔も頭も反響で鳴らす

音程を上げるときは喉上げ(息絞り上げ)にならないよう息量をキープするだけで、あとは自然に思った高さを出せるはず。1stからの反響で2nd、3rdと足されてく感じ。ヘッドボイスまでになると頭部全体が鳴ってるような感覚になります。

ものすごく簡単に言いますと、意識することなく出せるようになるというもの。少なくとも音域で言うところのhiAあたりなら余裕が出てくるかと。

hiCになってくると そうそう出すことのない高さでしょうから、音程の距離感を掴むのに慣れがいるかもしれませんが、声帯が持てる(訓練無しで出せる範囲の高さ、裏声で出せる高さ)までは十分に出るようになるでしょう。

声をキレよく発声させる

迷いがあると発声が乱れますが、だからといって特にどうというものはありません。

単に「普通に話すように声を発する」それだけです。落ち着いてる状況で話す時に声を迷いながら出すことはないでしょう。緊張しているときの声は別としても、そうじゃないときはスパッと声でますもんね。

あえて言うなら「歌の内容」の方が原因で乱れるくらいでしょうか。いわゆる精神面の不安的な。

音程の迷いを無くしておく

『カラオケで歌えることを目標にするなら』ってことで「歌の内容」のうち、歌詞やリズムについては省いておりますが、それらについても特に変わりません。発声の集中を乱す迷いを払拭するには、単に「覚える」それだけで十分。

頭にある音のイメージを声として再現しているのが歌だとすると、覚えているメロディだから迷いなく出せるということにもなります。練習よりはむしろ、先に覚えることの方が重要。

歌いながら、リズムを取りながら、などの「ながら」では絶対に曖昧になるとボクは考えています。何も動かず目を瞑ってただ黙って聴くことに集中してみると自分の中で曲が鮮明に入ってくるので馴染むように覚えていけます。

音程を気にせず、曖昧でも関係なく堂々と発声できる場合は、それでも有りです。カラオケで遊ぶためだけなら楽しければそれで十分!

特にヒトカラなら一目を気にしなくていい!

腹圧?丹田?力を入れる必要はない姿勢の話

必要な分の力は勝手に入るので意識して腹筋なのかどこなのかをしめようとする必要はないです。構えによって出来ます。

骨盤を立てるってやつですね。普通に立って(肩幅くらい)つま先をちょっと外側に向けてみると感覚が掴めるかなぁと。

これによって、キレよく出した声を よりハッキリしたものに出来ます。

※「音量が大きい」から「良い声」ではない。

音量が大きいから小さい声より良い声 というわけではないというのは前提として。

「良い声」に音量は関係ない。と、自分は考えています。大きい声を望んだところで息押し(力押し)な悪い喉声に戻ってしまうだけ。

「小手先で作ろうとしないで体の仕組みを使って発揮する」そういう考え方で。

まとめ。

喉を壊さないように発声するにはどうすべきかというお話でした。

  • 息が多すぎるのが上手くいかない原因。
  • 口先に偏った声の響きを喉まで下してくる。
  • 息の量の加減は静かで穏やかな呼吸から。
  • 静かな呼吸には腹式を使う。

簡単に まとめると『息が多すぎるから、落ち着いた呼吸で声を”鳴らそう”』という話。

そんな発声を乱さないためには ここ3点。

  • 慣れない内は呼吸を乱さないよう「動かない」こと。
  • 曲の内容を覚えておき、迷いなく発することが出来るよう準備しておく。
  • 音量感は姿勢の支え(骨盤を立てる)で圧を上げて作る。

これでもうカラオケで喉を壊す心配はないでしょう。あとは「ノリ過ぎて乱れ悪い喉声にもどってしまわないように気を付ける」くらい。

変に(ボイトレでなりがちな)クラシック的な歌い方になることもなく、普段通りの自分のままの声でポップもロックも歌えます。

よりいっそう歌を楽しめますように!以上。