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「カラオケだと声が力む…歌が下手に…」の簡単な対策

カラオケだと声が力んでしまうときのたったひとつの対策
この記事は約6分で読めます。

ギター等、楽器弾き語りで歌う時は良くてもカラオケ時では発声が不安定も不安定で全然ただしく歌えなくなる…なんてことはありませんか?

あります、ハイ(挙手)。←

…実際ボクは歌える音域も全く変わってしまいます。

弾き語り時

キー…mid1A~hiD

カラオケ時

キー…mid1Aも厳しく~hiA#までが主

詩堂アタル

詩堂アタル

hiBさえカラオケで出すには かなり限られた曲でしか(しかも たまにしか) 出せない感じ。

 

あくまで「リラックスが未熟なだけだろう」くらいに思っていましたが、もしかすると それで片付かないものが “カラオケ” にはあるのかも。

というわけで今回も研究してまいりました「発声の乱れる原因」以下より。

はじめに。

対象

  • 弾き語りなどでは発声に問題なし
  • 音程については含めない
  • 「カラオケでも力まずに発声できるようになりたい」向け

カラオケで歌う時(もちろんカラオケの曲で)に限り、発声が狂うのであって、一応は弾き語り等では多少乱れようと戻ってこれる感じ。

どちらにしても未熟にあたるわけですが、いまひとつ決め手となるとこまで極められてない、あと一歩の領域が対象のつもり。

カラオケと弾き語りの違い

カラオケと弾き語り(ギター等)の歌い心地の差は「音量」ではないかという予想。

体感としての音量感とは区別して考えるべきかもしれませんが、それはそれとして耳に入ってくる情報量、それが張り上げに少なからず影響してるのではないかと。

たとえば…。ゲームセンターにて。

特に大きな音がしない環境下(無音の室内等)にて、会話等の理由に妥当な必要分の音量で “クリアに聴きとれる” 声を「普通」と考えるとして…

周囲の音量に対して、自分の声が「普通」に聴きとれてるうちは、最低限の気楽な発声で声を出していられるものかと思います。

しかし、ゲームセンターのような大音量下では「普通」には聴きとれませんね。間違いなく普通時の出し方より強く声を出してるものかと。

人は周囲の音量状況から適切と思われるレベルで声を発するように、自動調整しようとしてしまうのかもしれません。恐らく これが力みの元。

詩堂アタル

詩堂アタル

大音量の場面で、張らざるを得なくなる感じ。

 

そこから考えると、カラオケで発声が崩れるのは、周囲の音量感と自身の歌の音量バランスに原因があると言えるのではないでしょうか。

対策に「音量調整」

環境の音量と自身の声とのバランスが、声のボリュームに影響するのだと考えるなら、大きすぎる環境の音量が どうにかなれば解決

カラオケだとミュージックの音量を下げれば良いのかもしれませんが、耳に入る音を制限できれば それでも同じこと

フィルターとして「耳栓」

バンドマンにも使用されてる方はおられるようですね。

耳栓は便利です。余計な外部音量を抑えてくれるだけでなく、骨伝導で自分の声(内部の音)を 大きく聞こえさせてくれる(※)感じ。

詩堂アタル

詩堂アタル

外から来る音は抑えて、体から出る音は大きく…みたいな。

 

※声量が上がるわけではなく、耳栓で閉じたことで内部の響きを聞いてる状態。

聞こえる音量が変わることで発声はどう変わる?

簡単に言ってしまえば声の音量が大きくなるわけで、張らずとも自分の声が聴きやすくなるということ。力む理由が無くなるんですね。

逆に張ってしまうとオーバーな声量として聞こえてしまうので、張らないように声を出そうとするようになる感じ。抑えやすくなります。(※)

※正しくは 良い発声というものに戻しに行きやすいという感じ。前提である「良い発声と悪い発声」を知らないと結局同じことなので注意。

歌いやすい耳栓の使い方を探る

ここは人に寄りけりかと。

あくまで「自分の歌いやすい 耳栓の使い方 を探る例」として。

耳栓するのは両耳or片耳?

  • 片耳

両方ふさいでしまうと逆に声が主となりすぎてしまい、歌いづらくなります。

左耳? 右耳?

  • ボクは左耳に耳栓

左耳に自身の歌声を、右耳に曲を任せてみました。

なんとなく おさまり?が良かったので。どうやらボクは右が利き耳(※)のようで。

※「何か聞こえる…何だろう?」となって耳を澄ませるとき、左右どちらの耳を向けるかで、利き耳がどちらか判別できるっぽい感じです。

外部音(曲)を聞くには利き耳が良さそうだなと 最終的にこうなりました。

+「反対側の耳は手をそえ耳を澄ます」

耳栓をしない側の耳は手をそえておくと より良いなと感じました。(これも人による)

「響きを聞く」ためと書けば多少 意味が分かりやすいかと。

発声で言う、共鳴してる状態を正解と考えるなら それを知りやすくなる感じ。

効果について「歌い心地と発声」

全然 変わってきますね。弾き語り時と変わらなくなってきました。

発声自体の話は基本記事にて触れた通りですが、改めて触れるとすれば、全く動かないことと、「声を引く」これだけ。基本の通りですね。

(もう一度 関連させておきます)

歌声は息から!もう喉を痛めない『発声の基本』
...

その上で声が思うように出ないときは、なんか唐揚げとか食べると改善するかもしれません。それ以外には喉を温める食べ物とか。油とホカホカは最強。

歌に良いと思う食べ物 飲み物、悪いと思うもの
...

結果「カラオケで余裕をもって使える音域」

張って出してたhiA#が、気楽にhiCあたりもピンと出るようになった感じ。

(※検証前のカラオケ時のボロボロの声から あまり日を空けずに やったので、上手く慣れれば、音域は もう少し広がるかと)

最大はhiD(検証した時の 喉 事情 もあり、まだ曲による状態)です。

弾き語り時と ほぼ近くなってきました。

まとめ

なぜカラオケでは発声が…

  • “普通” の声では曲に埋もれる
  • なので反射的にそういった外部音量事情から声を張りがちに
  • 声を張ることによる力みが発声の乱れに

対策

  • 耳栓を使う(片耳がオススメ)
  • 声の響きをより聞きやすくしたいとき、反対側は手をそえる(必要なら)

発声のコツ(確認)

  • 動かない(発声に集中)
  • 声を引く(落とす。響かせるために。)

以上です。

ようやく、カラオケ問題を解決できて個人的にひと安心。弾き語り時と変わらずピッとリラックスして発声できるようになりました。

カラオケ時で歌える曲の幅も増え、本当に少しずつ発声をものにしてこれてる感じ。

単発で出せる音域は だいたいhihiA辺りなので、hiEから先の歌も歌えるよう、広げていきたいなと思います。

まず曲探しから。(知ってる曲は たいていhiDまで)

追記「万全のときに再実験!」

やっぱり耳栓効果は良いです♪ hiB余裕。hiCも だいぶ気軽に安定したきたなぁという具合。(歌に使えた現状での最大はhiE)

ただhiCまでは無茶がきく(それも間違いなんですが)くらいにまで伸びたもののhiC#あたりから上が壁。曲による状況ですね。

これはフレーズの歌いこなし(発声の持っていき方的な)にミスがある感じかなと。これについては記事を分けて対策を書く予定!模索中…。