
歌声は息から!もう喉を痛めない『発声の基本』
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詩堂アタル
主に “裏声っぽく聞こえるようになってしまう” 的な。
※デス系はロックに含まず書いてます。 極端な変化の無い、うっすらなものに限る感じ。
-Contents-
はじめに。前提の確認。
- 基本発声が出来ること。
- 元の声の性質以上のことは出来ない。
今回のお話は「元の声に対する装飾の話」
たとえば、一般に言うところのミックスボイスにあたる声が、どうにもロックな曲調内ではクリーンすぎて細く、埋もれやすい的な場合に使える装飾。 有名なロック歌手みたく、「あれくらいロックに歌い上げたいな」と思うところでしょうが、元の声の性質以上のことは出来ないので そこが注意点。
詩堂アタル
ガラガラ声ではない声でガラガラ声を出すことは不可能ということ。ハスキーなども然り。
※要注意!「真似から入る…」は無意味。
「好きな歌手の歌い方のマネをして…うんぬん」です。 歌に関して言えば何の効果も意味もないので要注意です。それで上手くいくなら誰もが一流プロシンガーです。 プロ顔負けの正確な発声ができる天性の勘とやらがあると自負されるなら問題なし!真似を参考として消化できるでしょう。違うなら下手まっしぐら。真似できるということは理解できる、してるということ
歌や発声について よく理解していて、出し方を知ってる人じゃなければ、喉を壊さない 正しい”慎重な真似”をすることは出来ません。当然 参考にもならない。 何も分からないまま真似て上手くいく人は まず いないでしょう。例として、カラオケで好きな歌手のマネして歌う人とか。(点数ではなく苦しそうという点で)memo
好きな歌手の歌い方を真似たり参考に出来るのは まず発声を理解してから。 だいたいパッと声を聴くだけでどう発声してるか理解できるくらい。発声に組み込む「装飾ノイズ」
エッジボイスとかボイトレ関係の話や本などで聞いたり見たりしたことがあるかもしれません。ここではコレらのことを装飾ノイズと呼んでまとめてみました。 ざっと二種類の装飾ノイズがあります。- 弱ノイズ…声の “前に” 鳴らして使う(エッジボイス)
- 強ノイズ…声に混ぜて使える
弱ノイズ(エッジボイス)
弱めの薄い小さなノイズ。主にバラード向きな感じ。 主に声帯閉鎖(※)が どうのの話で聞くエッジボイスのことをさす感じかなと。声を出す前にノイズを鳴らして使うのが主。平井堅さんみたいなイメージ。 ※気管(喉頭蓋)が閉じて圧をかけてる状態。息を止めてるorふんばってるような状態とも。エッジボイスはそこからプツプツと漏れ出させてる感じ。
低域用と高域用のエッジ。
低域用と高域用、おおまかに2つで分けたもの。- 低音用…喉エッジ(よくボイトレ話とかで聞く方。)
- 高音用…鼻エッジ(鼻をつまんでからだと出しやすい。)
強ノイズ「がなり系」
ちょっと強めに歪をかけるノイズ発声。仕組みはエッジボイスと同じ。 歌声に混ぜて使うことが出来るのがポイント。 喉頭蓋閉じを利用し、誤嚥反射みたく、しかしそこそこ丁度いい程度の強さの圧をかけて発声する。がなりやロックのシャウトに使える。咳的に発するのがヒント。
詩堂アタル
ブルース・リーの「あ゛ぁ゛あ゛~!!!!」にも似てる
ロック声は作れない。
酒でうがいしたとか、とにかく大声で叫んだとかそういうロック系シンガーの話もあるとは言いますが、結局は元々の声質次第。 それにノイズ発声があるからってクリーンな声の人はロックな声だったりハスキーなのだったりは出せません。
詩堂アタル
そういうのはどうしようもないところ…。
まとめ。
- 弱ノイズと強ノイズというのがある
- 強ノイズはガラガラとシャウトに使える感じ
- 元の声質以上のことは出来ない
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