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〔アコギ〕最高のフリーVSTi「Ample-Guitar-M-Lite 2」

この記事は約3分で読めます。

フリーのVSTでギターって かなり少ないですが、アコギと言えばコレ。

リアルで質感も良い。

「Ample-Guitar-M-Lite2」指弾きアコギ音源

※製品の機能制限フリー版ですので、元は有料。

windows(32/64bit)とMac 両方に対応。フォーマットはVSTとAUとAAX RTAS。

さすがに製品として出てるもののフリー版ですので、動作、リアルさ、音質、全て安心できる感じ。いまのところ不都合を感じてません。

活用場面

  • フォーク
  • バラード

ジャカジャカと かき鳴らすには向かない印象。指弾き制限ゆえ音が柔らかく「ボンボン」系の音。アコギの強さは出せませんね。

指の腹感。(あくまで何となくですけど爪で弾いてるふうには聞こえないので)

そういう意味で この音源はストロークの音圧感で おす使い方より、アルペジオ等でメロディアスに演奏させるのが向いてるかなと。

キースイッチについて

  • C0…Sustain(いわゆる通常モード)
  • D0…Palm Mute
  • C#6…Strum(ストローク)モードのオンオフ※

※ベロシティスイッチによる切り替え(64以上オン、63以下オフ)

他、便利な機能

Strumモード時の鍵盤にはコード弾きと自動コード演奏キー等々ありますが、1~6弦までの単音弾きが出来るキーもあります。

それからD6とE6は、直前に鳴らした音を鳴らせるようです。使いどころは不明。

メリットとデメリットについて

メリット

  • キンキン(※)しない
  • アコギらしい豊かな響き

※弦張り替えたてのシャリシャリした感じではない。

デメリット(制限分は除く)

  • ヘルプがあるものの日本語ではない
  • ストローク機能は気休め
  • ダブリングが微妙

ストロークは便利なようで少々イマイチかなと。指弾き(Finger)制限なため音が柔らかく仕方なくはあるんですが、それ以前に揃い過ぎてる印象。

Humanization等で設定しようと不自然さが消えない。打ち込む方がリアルかと。

ダブリングも「位相が変なのでは?」と個人的に感じるのですが どうでしょう?AGMLに限らず どこのギター音源のダブリングも。

ギター打ち込みの記事

(準備中)

「位相って何?」ってときの記事

DTMerなら知らないとは言えない位相の話。
...

※導入の際に「音が鳴らない?」

だいたい考えられるとしたら以下のパターン。

  • AGML内の設定のInstrument Pathでライブラリが指定されてない

インストーラーの手順通りにインストールすれば下の方は問題ないかもしれませんが、確認はしておきたいところ。

AGMLのSettingにて、Instrument Path、「AGML Library」フォルダが指定されているかを確認します。音が鳴らないときは ここに何もないはず。

無いときは、音源をインストールしたフォルダから該当のフォルダを指定。

これで鳴らせるようになります。

以上。

質感の生々しさが本物っぽくて魅力的。

個人的に嬉しかったのはシャリシャリしてないところ。弦張り替えたてのギターってキラキラというかキャンキャンな感じで、ちょっと騒がしいんですボクには。

それが無いので落ち着いた、馴染んだアコギという印象。

聞き心地よく耳に優しくて好き。フルバージョンを購入するのも全然ありかと。

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